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書籍紹介:"The Baby Dodds Story As Told To Larry Gara"
- AHIKO
- 2016年3月13日
- 読了時間: 1分
更新日:1月28日

New Orelansを代表するドラマー、Baby Doddsに対して行われたインタビューを自叙伝としてまとめた一冊。
King Oliver、Louis Armstrongのバンドでのエピソードから、彼の音楽・ドラマーとしての在り方についての知見までが語られています。
King Oliverに「もっと軽めのビートで演奏してほしい」とワイヤブラシを渡され演奏したものの重いビートとなってしまったため、「濡れたモップで演奏してるみたいだな」と一蹴されてしまうというエピソードがあり、興味深いです。(一方で、彼がアメリカではじめてブラシでドラムを演奏した人間であると豪語している)
よほどブラシが気に食わなかったのか本書のいたるところでブラシに対する不平不満がこぼれています。
「ドラマーとしてバンドの中でどうあるべきか」というテー
マについても所々で語られているので、New Orleansが好きなドラマーであるなら、おススメの一冊。
(2016/3/13)
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